ぶたばこ3秒前

厄介メンヘラの地雷ライフ

性別について本気出して考えてみた

こんばんは、気圧が下がると眠れないタイプのメンヘラ、祭めぐるです。

眠くなるのに眠れないんですよね。

 

今日は、少し前から書きたかった、私の性別についてを書きたいと思います。

 

 

 

私は余すところなく女性です。

女性の体を持って生まれて、女性として問題なく生きています。

結婚だってしましたし、そのうち妊娠もするんですか?(疑問形)

 

小さい頃から、「女性」という概念が好きでした。

女の子らしいものが好きで、ピンク!お花!りぼん!ふりふり!って感じ。

 

中学に上がるくらいになって憧れたのは、「少年のような女の子」でした。

ポイントは少年の「ような」であり、少年そのものではないことです。

具体的に言うなら『キノの旅』の主人公、キノのような、強くて少年めいた女の子が憧れでした。

女の子であるところが大事なんです。

 

高校に上がる頃になって憧れたのは「少女そのもの」です。

好きな漫画は『ローゼンメイデン』でした。

「少女」という概念の持つ儚さ、青臭さ、仄暗さにたまらなく惹かれました。

 

大学を中退して少ししてからは、「大人の女性」というものに憧れてました。

大学に入った頃から履いていたヒールの高さはこのころが最盛期で、細くて高いかかとの靴でシャキシャキ歩く女の人がたまらなく好きでした。今でも好きです。

 

今では腰痛を恐れてヒールの高さは9cm程度まで落ち着きましたが、今でもハイヒールは好きです。

 

一貫して、「女性」というものが好きなんですね。

 

私の中の「おんなのひと」は、母です。

ゲランの香水、高価な化粧品、シビラのワンピースにかかとの高い靴。

全てをばっちり身にまとい、一見して苦労を知らないようにも見える生活をしていた母です(めちゃめちゃ苦労してたんですけどそれが表に出ない人なんです)。

母の香水、ゲランのミツコに憧れて育った私、お陰様で香水の趣味は旦那にボロクソ言われるくらい男受けが悪いんですが、男受けとか糞食らえと思ってるんで良いんです。

 

外見だけでなく、女性という生き物の愛情深さ、そして時に見せるえげつない醜さも大好きです。

全てが尊い

 

尊い。オタク的な感情ですね。

私は女性に憧れているんです。

推しに近い生き物として生まれて来れたのは幸いです、女性ライフを超エンジョイ出来ます。

 

でも多分、私、男に生まれてもこういうふうに生きたと思うんですよね。

 

 

 

私にとって、性別ってあまり意味を持ちません。

女装をしていて男性の体を持つ知人も何人かいますし、同性愛者も何人かいます。

でも等しく人間であり、その個々の人であるからです、みんな私の好きな相手だからです。

 

一度、友人に「旦那が男でなかったとしても多分好きになった」と伝えたら、「その感覚はわからない」と言われました、拒絶的な意味でなく、彼女はどストレートなんです。

理解できないからそのままの感想を言ったのでしょう。不快には思いませんでした。

 

もし旦那が女性として生まれていたら、私の中の好感度はもっと上がったと思います、大好きなひとが、大好きな女性という生き物なんですから。

ただ、旦那もどストレート、同性愛に対して「意味がない」とさらっと言えてしまうタイプの価値観の持ち主なので(ここに関しては反論しても泥仕合になることが目に見えてるのでお互い不可侵です)、多分その場合は私たちは結婚はもちろんのこと、お付き合いもできなかったと思います。

 

ただ思うのが、自分の心身の性別が好きになる相手のセクシャリティに一致してるって、それだけで幾らか勝ち残れるんですよね。

すごい。可能性はゼロじゃない。

 

 

 

友人がいます。

性別に対する価値観が私と少し似てる子です。

 

その子曰く「自分の性に対して真面目に考えたことが少しでもあるやつは、自分の性に対して懐疑的だ」。

 

私は割と答えのないことを悶々と考えるタイプです。

勿論私も性別についてたくさん考えました。

 

 

これを踏まえて、セクシャルマイノリティに対してあまり友好的でない人に伝えたいのが、自分の性別に対して真面目に考えてみてほしいということです。

 

あなたの性別は何ですか?

あなたの好きな人の性別は何ですか?